1810〜1819年の出来事

江戸時代

100 件 世界 26・日本 20・北米 10・ヨーロッパ 38・ソ連・ロシア 1・アジア 1・中南米 4

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1810〜1819年の主な出来事

世界26

  • 1810年スペイン独立戦争に伴う本国統治麻痺に乗じ、ベネズエラのカラカスでクリオーリョがスペイン人総督を追放して自治組織フンタを樹立(のちにシモン・ボリバルが指導するベネズエラ独立戦争の発端)。
  • 1812年露土戦争:ロシア帝国とオスマン帝国がブカレスト条約を締結。ロシアがベッサラビアを獲得し、対仏戦を前に南方戦線を安定化。
  • 1812年ロシア遠征(祖国戦争)開始:ロシアの大陸封鎖令違反(対英貿易再開)を機に、フランス第一帝政のナポレオン率いる大陸軍(約60万)がネマン川を渡河しロシア領へ侵入。
  • 1812年ロシア遠征:スモレンスクの戦い(〜8月18日)。フランス軍がスモレンスクを占領するも、ロシア軍は焦土作戦を取りつつ整然と後退。
  • 1813年プロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世が告諭「我が民へ」を公布し、国民に対仏蜂起を呼びかける。また、身分を問わない軍功勲章として鉄十字章を創設(規定上の制定日は3月10日付)。プロイセン・ロシアを中心に第6次対仏大同盟が本格化し、ドイツ解放戦争が始まる。
  • 1813年グロースゲルシェンの戦い: ナポレオン率いるフランス軍がプロイセン・ロシア連合軍に辛勝。
  • 1813年スペイン独立戦争: ビトリアの戦い。ウェリントン侯爵率いる英西葡連合軍がジョゼフ・ボナパルト率いるフランス軍を撃破し、イベリア半島からフランス勢力をほぼ駆逐。
  • 1813年ドレスデンの戦い: ナポレオン率いるフランス軍がオーストリア・ロシア・プロイセンの同盟軍を撃破。
  • 1813年ライプツィヒの戦い(諸国民の戦い): ロシア・プロイセン・オーストリア・スウェーデン等の対仏同盟軍がフランス軍を包囲・撃破。ナポレオンは敗退し、ライン同盟は崩壊、フランス勢力は本土へ退却する。
  • 1813年ロシア・ペルシア戦争の講和条約であるゴレスターン条約がロシア帝国とガージャール朝(イラン)の間で締結。
  • 1814年米英戦争: イギリス軍がブラーデンスバーグの戦いに勝利して首都ワシントンD.C.を占領し、ホワイトハウスや連邦議会議事堂などの公的建物を焼き払う(ワシントン焼き討ち)。
  • 1814年イギリス東インド会社がネパール(ゴルカ朝)に宣戦布告し、グルカ戦争が勃発。
  • 1815年ロシア皇帝アレクサンドル1世提唱により、キリスト教精神に基づく君主間の平和盟約神聖同盟が結成(イギリス・オスマン帝国・教皇を除く全欧君主が参加)。
  • 1816年イギリス東インド会社とネパール王国(ゴルカ朝)の間でスガウリ条約が批准・発効。グルカ戦争が終結し、ネパールは実質的にイギリスの保護国となる。
  • 1817年インドで第三次マラーター戦争が勃発(〜1818年)。イギリス東インド会社がマラーター同盟を解体し、インド支配体制を確立。

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日本20

  • 1810年江戸幕府が、フェートン号事件(1808年)等を受けた海防強化のため、白河藩(松平定信)に房総沿岸(安房国・上総国)、会津藩に三浦半島(相模国)の警備・台場築造を命じる。
  • 1811年江戸幕府が天文方内に蛮書和解御用を設置。
  • 1813年江戸幕府が十組問屋を再編し、65組に株札を交付して公認・統制を強化(菱垣廻船積問屋の公認)。
  • 1813年式亭三馬が滑稽本『浮世床』初編を刊行。
  • 1814年備前国・今村宮の神官黒住宗忠が「天命直授」を受け、幕末三大新宗教の一つである黒住教を開教。
  • 1814年曲亭馬琴が読本『南総里見八犬伝』の初編を刊行。
  • 1814年葛飾北斎が絵手本『北斎漫画』の初編を刊行。
  • 1815年杉田玄白が『解体新書』(1774年)翻訳の苦心談を回想した『蘭学事始』を完成させる。
  • 1817年豊後の儒学者広瀬淡窓が私塾を咸宜園と改称。「三奪の法」を掲げ、のちに高野長英・大村益次郎らを輩出。
  • 1817年光格天皇が譲位して太上天皇(上皇)となり、第120代仁孝天皇が践祚(11代将軍徳川家斉の治世)。
  • 1817年第120代仁孝天皇の即位の礼が挙行される。
  • 1818年日本で「文化」から「文政」に改元(徳川家斉の治世、化政文化期)。
  • 1818年江戸幕府が真文二分判の鋳造を開始(出目獲得を目的とした文政の改鋳の開始)。
  • 1819年江戸幕府が三橋会所を廃止し、十組問屋仲間を再編して流通独占を図った頭取杉本茂十郎が失脚。
  • 1819年小林一茶が俳文集『おらが春』を著す。

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北米10

  • 1811年テカムセの戦争: アメリカ合衆国インディアナ準州でウィリアム・ハリソン率いる米軍が先住民族同盟軍を撃破(ティッペカヌーの戦い)。
  • 1812年米大統領選挙(〜12月2日):戦時下の信任投票となり、現職ジェームズ・マディソン(民主共和党)が反戦派デウィット・クリントンを破り再選。
  • 1813年米英戦争: テムズの戦い。アメリカ軍が勝利し、英軍に与したショーニー族の首長テカムセが戦死。
  • 1814年米英戦争: ボルティモアの戦い。米軍がマクヘンリー砦の防衛に成功。この戦いに触発され、フランシス・スコット・キーが後にアメリカ合衆国国歌となる詩を作詞。
  • 1815年米英戦争:ニューオーリンズの戦いでアンドリュー・ジャクソン率いる米軍が英軍に勝利(講和条約のガン条約調印後の戦闘)。
  • 1815年アメリカ合衆国議会がアルジェへの軍事行動を承認し、第二次バーバリ戦争が勃発。バルバリア海賊勢力を屈服させ、地中海における米国の通商安全を確立。
  • 1816年米大統領選挙で民主共和党のジェームズ・モンローが当選。
  • 1817年ジェームズ・モンローが第5代米大統領に就任(「好感情の時代」の始まり)。
  • 1817年ミシガン大学 成立
  • 1819年米西間でアダムズ=オニス条約調印。アメリカ合衆国がフロリダを買収し、太平洋に達する西部の境界線を画定(発効は1821年)。

ヨーロッパ38

  • 1812年スペイン独立戦争下、カディス・コルテス(国会)で国民主権などを定めた自由主義的なカディス憲法が公布される。
  • 1812年米英戦争(第二次独立戦争)勃発:イギリスの海上封鎖、米船拿捕、水兵の強制徴募、先住民蜂起への支援に反発し、米マディソン政権(ヘンリー・クレイらタカ派主導)が対英宣戦布告。
  • 1812年スペイン独立戦争(半島戦争):サラマンカの戦い。ウェリントン公爵率いる英・西・葡連合軍がフランス軍を破り、マドリードを一時解放。
  • 1814年キール条約締結。フランスと同盟を結んでいたデンマークが、敗戦に伴いスウェーデンへノルウェーを割譲。
  • 1814年ノルウェーの指導層がスウェーデンへの併合拒否と独立を決議(5月17日に1814年ノルウェー憲法を制定し、クリスチャン・フレデリクを国王に推戴)。
  • 1814年スペイン国王フェルナンド7世がマドリード復帰途上のバレンシアで勅令を発布し、自由主義的な1812年憲法(カディス憲法)を破棄・停止して絶対王政を復活(後のスペイン立憲革命の要因となる)。
  • 1814年フランスと連合国の間で第1次パリ条約締結。フランスの国境を1792年当時の状態に戻すことが定められる。
  • 1814年フランス国王ルイ18世が「1814年憲章」(欽定憲法)を発布。立憲君主制の枠組みを導入しつつ、法の下の平等や私有財産の不可侵などフランス革命の成果を一部承認。
  • 1814年ガン条約が締結され、米英戦争が講和(領土現状維持)。
  • 1815年旧神聖ローマ帝国領域に、オーストリアを盟主とする38の領邦・自由都市からなるドイツ連邦が成立。
  • 1815年ワーテルローの戦い。ナポレオン軍がウェリントン率いる英・蘭連合軍およびブリュッヘル率いるプロイセン軍に完敗。百日天下とナポレオン戦争が終結。
  • 1815年連合諸国とフランスの間で第2次パリ条約が調印。フランスの国境を1790年時点へ後退させ、7億フランの賠償金と連合軍駐屯を義務付け。
  • 1816年ウィーン議定書に基づき、ナポリ王国とシチリア王国が統合されて両シチリア王国が成立(国王フェルディナンド1世)。
  • 1819年シモン・ボリバル率いる独立派軍がボヤカの戦いでスペイン軍を撃破し、ボゴタを解放。
  • 1819年オーストリア帝国外相メッテルニヒの主導でドイツ連邦議会がカールスバート決議を可決。ブルシェンシャフトの強制解散や検閲強化など自由主義・国民主義を弾圧。

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ソ連・ロシア1

  • 1812年ボロジノの戦い。ロシア軍総司令官クトゥーゾフが善戦するも、首都防衛決戦を避けて退却。

アジア1

  • 1815年オランダ領東インドのタンボラ山が大噴火。日射が遮られ、翌年に欧米を中心に世界的寒冷化・飢饉をもたらす(夏のない年)。

中南米4

  • 1810年リオ・デ・ラ・プラタ副王領のブエノスアイレスでカビルド(市参事会)により五月革命が勃発。副王シスネロスを解任して自治政府(プリメラ・フンタ)を樹立(のちのアルゼンチン独立への端緒)。
  • 1810年チリのサンティアゴでクリオーリョ主導のカビルドにより、自治政府(第一回フンタ)が樹立される(のちのチリ独立戦争への端緒)。
  • 1811年パラグアイの独立。
  • 1819年アンゴスチュラ会議で大コロンビア共和国基本法が採択され、大コロンビア建国を宣言。シモン・ボリバルが大統領に就任。